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熊本地震について。

皆さんこんにちは。

アネシス若松です。

少し、以前の話を。

4月14日、16日は熊本地震が発生した日で、毎年思い出します。

当時は熊本におりました。

4月14日の夜9時過ぎ、私はちょっと仕事が遅くなって、家に帰りつく直前でした。

ちょうど、停止していた時に、なんだ?異様に車が揺れるな?、と思い、地震に気づきました。

一旦家に戻り、家族含め、もろもろの安全を確認し、アネシス本社へ向かいました。

アネシスでは、災害に備え、災害対策マニュアルがあり、一定規模の災害があったときはどのように行動すべきか、書いてあります。

集合可能な社員が、本社に集結している姿は、とても頼もしく思いました。

14日の夜中まで、オーナー様の安否確認のお電話など連絡を行い、翌日の一斉訪問の段取りを済ませ、いったん帰宅。

15日は早朝から全社員での訪問を行い、お引渡し後の半数程度のお宅にお伺いができました。

様々な被害はありながらも、翌日以降、また訪問をし、復旧の手配をしていこうと、その日は解散。

そして、15日の夜中というか、16日午前1時半ごろ、本震。

社員間は緊急連絡網でやり取りし、状況を鑑み、翌朝 集合することに。

私と家族は、避難所に行くことになり、ここからしばらく体育館での生活が始まりました。

印象的だったのは、避難所の誘導されていた方。

その方は 危険予防だと思います、バイクのヘルメットをかぶっていらっしゃいました。

その方は、避難所に集まる方々の誘導や 退避場所の案内をされていました。

おそらく、災害対応の消防や自衛隊の方ではなく、一般の方。ご自身も被災されている状況だと思います。

同じ被災者なのに、人を助けることをしていました。

 

翌日以降、アネシススタッフで、オーナー様ご訪問を継続しました。

私たちアネシスのスタッフも もちろん被災者ではありますが、被災して困っている方々を助けることができる人でもありました。

非常事態の状況下、熊本の住を守り、支えてくれてたアネシススタッフは、本当に頼もしく、誇りに思います。

私たち住宅会社は、衣食住という生活に欠かせない要素の『住』の部分を受け持つ、とても責任重大な仕事をしています。

『住』というものの大切さを避難生活を通して、実感しました。

その『住』をしっかり作り、守り、支えていく仕事だと、責任の重さを改めて痛感し、また、やりがいも感じています。

アネシスの意味はギリシャ語で「安心」です。

なにげない日常を、しっかり支えていける会社でありたいと思いますし、

この安心ををより多くの人に届けていきたいな、と思っています。

 

アネシスでは、5月に全社で防災訓練をしています。毎年恒例です。

皆様も今一度、避難バッグや避難場所、緊急連絡先など、見直してみてはいかがでしょうか。

writer この記事を書いた人

若松 一洋
設計士

若松 一洋

wakamatsu kazuhiro

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