夏型結露
こんにちは!
設計士の平方です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
本題に入る前に、このたびの地震におきまして、被災された皆さま、ならびに不安な時間をお過ごしの皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
現在、熊本本社では社員一丸となり、お客様の安全確認・点検対応に全力で取り組んでおります。
尚、福岡エリアにつきましては、通常通り営業を行っております。
皆様の安全と一刻も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
不安なニュースも続きますが、福岡から少しでも皆様の心が和らぐような日常や住まいのお話をお届けできればと思っております。
40℃越えの異常な暑さ。朝方も30℃の熱帯夜。ここまでくるとエアコンの無い生活は考えられないですね!
先日弟家族が帰省していたので、佐賀の実家に行って来ました。

玄関から入った瞬間、すごく不快な感覚になり温度計を見ると室温26℃・湿度79%!
高気密、高断熱仕様で建てた築8年の実家。なんでこんなことになっているのか?

原因はここにありました。脱衣・ランドリー室。
暮らしている両親はこの部屋の写真の窓と、テラスドアをほぼ開けて生活しているとの事。
窓を閉めて、引戸を開けて、しばらくすると湿度60%程度まで下がって快適になりました。
改めて、高性能な家を建てるだけではダメだと実感しました。最近で言うとAIはじめ、何事も使い方を知らないと望んだ結果にはなりませんね。

快適なはずの室内で何が起こっていたのか?
「温度40度、湿度45%」の空気を、「温度26度、湿度60%」の部屋に入れたらどうなるか?
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外の空気(40℃、湿度45%): この状態の空気1m³には、約23.0gの水蒸気が含まれています。
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室内の空気(26℃、湿度60%): この状態の空気1m³が含むことができる水蒸気の限界(飽和水蒸気量)から計算すると、実際に含まれるのは約14.6gです。
つまり、外から入ってきた空気が26℃に冷やされると、 23.0g − 14.6g = 8.4g
空気1m³あたり、なんと約8.4gもの水蒸気が行き場を失い、水滴(結露)となってしまうのです。
これはあくまで1m³あたりの話。家全体で見れば、かなりの量の水滴が発生していることになります。
季節の良いときは窓を開けて換気をしてもらって良いのですが、ここまで極端に暑くなり、外気と室内の温度差があると窓の開け方も考えないといけませんねm(__)m お風呂は基本的に湿度の高い場所で単独で換気もしますので、ドアを閉めていれば窓を開けっぱなしでも大丈夫です。
冬は内外の温度差が更に大きくなるのでより結露する可能性が高まりますが、夏型結露とは逆のメカニズムで発生します。夏の結露は、 外の高温多湿な空気が、エアコンで冷やされた室内の壁や床、窓などに触れることで、空気中に含みきれなくなった水分が水滴となって現れます。
実家での体験は湿度のレベルでしたが、夏型結露の気をつけたいところところはエアコンの風が直接当たる場所や、外気に近い壁の内側、そして床下など。見えない場所で発生する可能性が高いことです。
夏型結露を防ぐために
見えない場所でカビやダニの原因となり、家そのものを傷める可能性もある夏型結露。これを防ぐには、以下のポイントが大切です。
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外気温と室温の温度差が大きすぎる季節は窓を開けない: 不用意に開けっ放しなどすると今回のようなことになります。
快適な涼しさを追い求めて、高性能は家を建てるだけでなく、暮らし方、使い方もしっかり発信していきたいと思います!
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