和の空間がもたらす安らぎ。小上がり?フラット?わが家に合う和室の選び方
こんにちは!設計士のヒラシマです。
あっという間に3月も終わりが近づいて、お花見シーズンとなりましたね🌸
4月からの新しい年度の始まりを迎えるにあたり、「来年の3月には家を建てたいな」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか☺?
今回は新居で和室空間を必要とするお客様からご質問が多い、「フラット?段差あり?どっちかよいのか」に関してお話をしたいと思います!
今回は設計士の視点から、それぞれのメリットと、失敗しないための選び方のポイントを解説します。
1. 空間を広く、軽やかに見せる「フラット」な和室
リビングの一角に段差なくつながるフラットな和室(タタミコーナー)は、現代の住宅設計において最もスタンダードな選択です。


● メリット
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開放感とバリアフリー: 段差がないため、視覚的にリビングが広く見えます。ロボット掃除機もスムーズに移動でき、小さなお子様や高齢のご家族が躓く心配もありません。
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用途の柔軟性: お子様のプレイスペース、ヨガ、洗濯物を畳む場所など、家事動線の一部として多目的に使いやすいのが特徴です。
フラットにするなら、「リビングとの一体感」を意識すると良いのではないでしょうか。
畳の色をフローリングの色調に合わせたり、あえて縁(ふち)のない「琉球畳」を採用したりすることで、モダンで洗練されたLDK空間が完成します。
2. 空間にリズムと機能を生む「小上がり」の和室
床から30〜40cmほど高く設定する小上がりは、空間を緩やかに仕切る「特別な場所」という雰囲気を醸し出します。


● メリット
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ベンチ代わりになる: 段差に腰掛けることができるため、ソファ以外に家族が集まる居場所が増えます。
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床下収納の確保: 段差部分を引出し収納にできるのは、小上がりならではの大きな利点。リビングに散らかりがちな小物や、来客用の布団をしまうのに重宝します。
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「寝る」と「座る」の視線が合う: リビングで椅子に座っている人と、和室でくつろぐ人の視線の高さが近くなり、コミュニケーションが取りやすくなります。
小上がりを作る際に最も注意すべきは「天井高」です。床が上がる分、天井が低く感じられるため、圧迫感が出ないよう天井の仕上げを工夫したり、開放的な位置に配置したりするのが成功の秘訣です。
3. あなたの家に合うのはどっち?チェックリスト
迷ったときは、以下のライフスタイルに当てはめてみてください。
| 項目 | フラットがおすすめ | 小上がりがおすすめ |
| 家族構成 | 小さな子供や高齢者がいる | 大人同士の落ち着いた暮らし |
| 主な用途 | 家事や子供の遊び場 | 客間、寝室、リラックス |
| リビングの広さ | コンパクトなLDKを広く見せたい | 広い空間にメリハリをつけたい |
| 収納 | 他に十分な収納がある | リビングに収納を増やしたい |
最後に:和室は「心の余白」
フラットか、小上がりか。どちらが正解ということはありません。
大切なのは、そこで「どんな時間を過ごしたいか」です。
朝、窓から差し込む光の中で新聞を読むのか。 午後に子供たちの笑い声を聞きながらお昼寝をするのか。 夜、お酒を片手に夫婦で語らうのか。
和の空間が生み出す「安らぎ」は、忙しい日常にふっと一息つける「心の余白」になってくれるはずです。
あなたの理想の暮らしに寄り添う和室を、一緒に考えてみませんか?
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