「中間領域」が生み出すゆとりと贅沢
こんにちは!
設計士の田淵です。
突然ですが、皆さんは家の中で一番好きな場所はどこですか?
リビングのソファ、こだわりのキッチン、書斎などそれぞれ好きな場所があると思います。
その中でも私が好きでこだわっている場所があります。
それは「中間領域」です。
「中間領域」ってなに?
聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、簡単に言うと「室内でも屋外でもない、その間の空間」のことです。
日本の伝統的な住まいにあった「縁側」や「深い軒下」、現代で言えば「ウッドデッキ」「インナーテラス」「バルコニー」などがこれにあたります。
効率を重視する現代の家づくりでは、ついつい「部屋の広さ」を優先して削られがちな部分ですが、実はこここそが「暮らしの質」を左右する重要なスペースなんです。
魅力1:リビングが「どこまでも続く」ような開放感

中間領域の最大のメリットは、視覚的な広がりです。
リビングの床とウッドデッキを繋げ、軒を出すことで天井も繋がって見えます。そうすると、実際の床面積以上の開放感が生まれます。
魅力2:設備に頼らない「パッシブデザイン」

設計士として外せないのが、日射をコントロールするという機能面です。
深い軒や庇は、高い位置にある夏の直射日光を遮り、室温の上昇を抑えてくれます。
逆に冬は、低い角度からの光を部屋の奥まで取り込んでくれます。
中間領域をつくることは、電気代を抑えながら快適に過ごすことにもつながります。
魅力3:日常をイベントに変える「余白」の楽しみ

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雨の音を聞きながら、濡れずに読書をする。
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休日の朝、外の空気を感じながら家族で朝食を食べる。
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お気に入りの観葉植物を日光浴させる。
部屋として仕切られていない「余白」があるからこそ、暮らしに遊び心が生まれ、豊かな時間が流れます。
魅力の多い中間領域ですが、設計する際の注意点があります。
それはプライバシーを確保するということです。
敷地によっては周りからの視線が気になることもあるため、そこは設計士が周辺の情報をしっかり読み取って
設計することが大切です。
中間領域を作ることで実際の床面積以上の広さを体感出来たり、日射遮蔽という機能面もありますので、
ご参考にされてください!!
ご興味がある方はぜひ相談いただけると嬉しいです!