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風が通る窓設計

こんにちは!

設計士の田淵です。

 

暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?

私は暑いのが苦手で、休日はエアコンが手放せません。。

 

そんなエアコンに頼りっきりな私も、換気をしようと窓を開けてみたのですが、思ったように風が通りませんでした。。

換気以外にも季節がいい時や夕方の涼しい時間に窓を開けて風が抜けていく心地よさを感じたい人もいらっしゃるかと思います。

そんな「心地いい風が通る窓の設計方法」をご紹介いたします!

 

効率よく風を通すには、単にたくさん窓を設けたら良いのではなく、

「空気の流れ」を意識することが大切です。

 

ポイントは2つあります。

 

1.風の入口と出口を作る。

風を通すためには、空気が入ってくる窓と、出ていく窓のセットが必要です。

対角線上に配置する:家全体に風が通り抜けるように、部屋の対角線上に窓を配置するのが基本です。これにより、空気は部屋全体を大きく循環します。

高低差を利用する(重力換気):温かい空気は上昇するという性質を利用した設計手法です。低い位置の窓から冷たい空気を取り込み、高い位置の窓(例えば、階段室や吹き抜けの高窓)から温かい空気を排出することで、自然な空気の循環を促します。

 

 

 

 

2.窓の種類と特徴を理解する。

窓の種類によって、風の取り込み方は大きく異なります。

今回はご採用が多い2種類の窓をご紹介します。

引き違い窓: 開口部を大きく取れる一般的な窓です。開ける向きや風向きによっては、効率が落ちることもあります。

 

 

縦すべり出し窓・横すべり出し窓:開き角度を調整しやすく、風を捕らえやすいのが特徴です。特に縦すべり出し窓は、風向きに対して開口部を調整することで、横から吹く風を効率よく室内に取り込む「ウィンドキャッチャー」のような役割を果たします。

 

 

この2点を意識して窓を計画するだけで風通しが良いお家を作ることが出来ます!

敷地の状況によって窓が設けられる位置が異なりますので、そこはぜひ設計士にご相談ください!!

 

無料相談会にてお待ちしております。

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