洗面ボウルの選び方
こんにちは 設計士の川端です。
4月になり、先日甥っ子が1歳の誕生日を迎えました!ついこの間生まれたばかりだと思っていたのに、よちよちと歩く姿を見て、時の流れの早さを改めて感じています。
私も現場担当から設計担当になり、あっという間に1年が経ちました。
当たり前のことですが、現場担当だった時よりもお客様のお話を直接聞かせていただく機会が増えました。
最近は、お客様から水回りのことについて聞かれることが多いので、今回は造作洗面台について書こうと思います。
造作洗面台は、アネシスのお客様も採用することが多く大変人気です!
洗面ボウルやカウンター、水栓、ミラー、照明など・・・
それぞれ好みのデザインを組み合わせてオリジナリティを出せるのが人気の理由ですよね。
今回は、造作洗面台のボウルについてお話ししたいと思います!
代表的な洗面ボウルの種類と、それぞれの特徴についてご紹介します。
理想の洗面空間を実現するために、ぜひ参考にしてください!
①置き型(ベッセル型)
カウンターの上に洗面ボウルを置いて設置するタイプの洗面台です。
- メリット:
- 形状や素材の選択肢が豊富で、好みのデザインを見つけやすい
- メンテナンスしやすい(後からでも比較的容易に洗面の交換できる)
デメリット:
- カウンターに水が飛び散りやすい場合がある
- 洗面と水栓の設置距離が必要となる
- 洗面ボウル、カウンター、水栓の高さの組み合わせに注意が必要(使用しづらくなる)
洗面ボウルのデザインを活かしたおしゃれな空間を作りたい方におすすめです!
一方で、水撥ねが気になる方にはおすすめできないかもしれません。
②壁付け型
カウンターを設けず、洗面ボウルを直接壁に取り付けるタイプです。
- メリット:
- 省スペースで設置できるため、狭いスペースでも取り付けが可能
- 空間をすっきりコンパクトにまとめられる
- デメリット:
- 収納スペース、作業スペースを確保しにくい場合がある
- 側面に壁を設けない場合に水はねが床に垂れる可能性がある
限られたスペースでおしゃれな空間を演出したい方などにはおすすめです!
一方で、洗面台での収納・作業スペースなどを確保したい方にはおすすめできないかもしれません。
③埋め込み型(アンダーカウンター型・オーバーカウンター型)
カウンターに開口部を設け、洗面ボウルのフチがカウンターの面とほぼフラットになるように設置するタイプです。
- メリット:
- カウンターとの一体感があり、すっきりとした印象に
- カウンターに水がこぼれても拭き取りやすい
- カウンター上の作業スペースを確保しやすい
- デメリット:
- デザインのバリエーションが比較的少ない
- カウンターの下の収納スペースが狭くなることがある
シンプルなデザインを好む方や洗面台周りを清掃を重視したい方におすすめです!
一方で、洗面ボウルの存在感は少ないので、デザイン性の高い洗面ボウルを取り入れたい方にはおすすめできないかもしれません。
④カウンター一体型
洗面ボウルとカウンターが一体成形されているタイプです。
- メリット:
- 継ぎ目がないため、水漏れの心配が少なく清掃がしやすい
- 洗面とカウンターがフラットになるのでシンプルですっきりとした仕上がり
- カウンター上の作業スペースを確保しやすい
- デメリット:
- カウンターの色の種類や洗面ボウルのデザインの自由度はやや低くなる
- カウンターの下の収納スペースが狭くなる場合がある
- 破損した場合、カウンターごと交換になる可能性がある
埋め込み型と似た特徴になりますが、継ぎ目がないためお掃除のしやすさを重視したい方におすすめです!
今回は洗面ボウルの種類と、それぞれの特徴についてお話しさせていただきました!
皆さんのイメージする造作洗面台はありましたでしょうか?
デメリットでお話しした箇所についても、工夫次第で解決することも可能です。
他にもカウンター、水栓、ミラー、照明、タイルなどの組み合わせ次第でオリジナルなデザインを楽しめます!
ぜひ設計士に相談しながら、好みのデザインやご家族のライフスタイルにあった洗面を選んで、素敵な洗面空間をデザインしてみてください!
皆様のご来場を心よりお待ちしております!
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