新しい素材を探して
こんにちは!
設計士の森山です。
今年も残りわずかですね!
皆様今年はどんな1年でしたでしょうか?
私の1年は新しいことをたくさん経験した1年になりました!!
さて、今回は自分の家づくりの新しい発想を得るために「簾(すだれ)」のショールームに行ってきました。
今回伺ったのは株式会社鹿田産業さんです。
ショールームには竹すだれが展示してあり、その生地感や編み方、透け感などを体感することができました!
また、「サスティナブルな素材を使った次世代のホテル空間」というコンセプトで、世界的建築家隈研吾氏がデザインしたショールームなのです!!

エントランスには壁に竹が意匠的に配置され、間接照明に照らされ上質なエントランス空間になっていました。
また天井にはすだれが波型につるされており、黒で引き締まった空間にやわらかさを与えています。
すだれもこのような使い方があるのかと早くも驚愕でした!

エントランスを進んで展示空間に進むと、天井にはすだれが曲線を描いてつながりやわらかく展示空間を区切っているような印象でした。
また、竹でできた椅子や机、カトラリーや歯ブラシなど竹という素材の可能性を感じました!

すだれも多くの編み方があり、編み方次第で透け感があったり、すだれ自体の見え方やデザインが異なったりと非常に面白かったです!
すだれは外のシェード替わりに使うものだとイメージしていましたが、ロールスクリーンではなくて、部屋との目隠しにすだれを使ったり、カーテンではなくロールスクリーン型のすだれを使用したりとインテリアに雰囲気にも寄りますが、住宅空間にも取り入れることができる良い素材だと感じました。
ショールームも素晴らしかったですが、ぜひ「すだれ」も設計手法・インテリアとして取り入れてみてください!